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2008.03.09

最近読んだ本

最近は本当に本を読む時間がなくて泣けてくる。


◎天平冥所図会 山之口 洋
まさかこんな小説があるなんて!と、とっても驚いた。
奈良時代も終わりが見えてきたころ、聖武天皇が大仏を造っていたころ、ある平役人色々頑張ってお仕事する話。
この辺りの時代の皇位継承問題を卒論として書いた私としてはすっごくわくわくした。
不改常典とか厨子とか、これ続日本紀にあった!なんていうことも考えつつ楽しく読めたのです。
戸主さんのことは知らなかったけど。
まあそんなマニアックな話はおいといて、みんな実在の人物であり教科書にものっちゃうような有名人だったりするのだけれども、実際は何を考えて行動していたかはわからない。
それをこの小説では怨霊やら神様なんかを交えて魅力ある人物にしてお話になってるのがおもしろかった。でもってミステリーしつつファンタジーなもんだからとっても楽しめた。
こういうテイストの小説をもっと読みたいな。


◎木漏れ日に泳ぐ魚 恩田陸
私の中の恩田陸って感じによく当てはまる話でした。
このはっきりしないラストや一応の解決は導き出されているんだけれどもそれも想像でしかないというところが。

以下アホなこと言ってます。
思いっきりネタバレなので一応伏せてみる。

はじめこの二人、ヒロとアキはまあ別れる直前の恋人とみせかけて、もしかしてきょうだいじゃないのとか思いながら読んでたらすぐにきょうだいとあかされて。
とうとうきょうだい恋愛物かと思ってドキドキしてしまったのは秘密。
途中まで互いにきょうだいだとわかりながらも男、女として互いのことを愛していたとか相手に嫉妬していたというのでドキドキしたんだけれども、絶対なんかおっきな落とし穴くるよとハラハラしていたのもまた秘密。
まあいとことは思わなかったけれども、幻想だったと禁忌の恋であるからあれだけ愛していたという風に結論にたどり着く女性はたくましいなあ、と思った。
ラストはまあ希望が持てそうだったのでよかったかな。
なんか総じて男はへたれ女は強いなあ。
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