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2007.02.12

花咲く丘の小さな貴婦人 谷瑞恵

花咲く丘の小さな貴婦人―寄宿学校と迷子の羊 花咲く丘の小さな貴婦人―寄宿学校と迷子の羊
谷 瑞恵 (2006/12/22)
集英社
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感想です。
イギリス人を父に日本人を母に持エリカは亡くなった父の故郷であるイギリスへ祖母に会うためにやってきた。
しかし、日本人を母に持つエリカは名家であるオールソップ家にふさわしくなと認められず祖母に会わせてもらえない。
行くところの無くなってしまったエリカ。
しかし祖母の知人の経営する寄宿制の女子学校へ入学できることになり祖母に認められる貴婦人となるための勉強を始める。


こういう話大好き。
まあ後書きに「ボーイ・ミーツ・ガール&青春少女小説」とあるように、雰囲気としては古い少女小説、オルコットとか児童文学系な感じ。
でもって英洋子のレディ!とかキャンディキャンディのイメージも。
つまり王道なストーリー展開。
だけど色々細かなところがよかった。
ていうかキャラがツボだった。

話の舞台が「伯爵と妖精」よりは後の時代。
女子校の寄宿舎でどうやって「ガール・ミーツ・ボーイ」をするのかと思いきやちょっとした力技。
男子校に女子校が併設されており女子生徒がたった三人。
授業も男子と一緒にという状態。

エリカはイギリス人と日本人のハーフであちこちの国を旅して暮らしてきたからイギリスでの考え方がよくわからない。
だから男子生徒に混じってちょっと騒ぎが起こったり伝統の壁を乗り越えようとするエリカがとってもよかったなあ。

たった3人しかいない女子生徒。
残りのイザベラとドロシー、この2人も中々の個性の持ち主で。
段々エリカに心を開いていくイザベラがかわいかったなあ。

で、肝心の「ガール・ミーツ・ボーイ」and「ボーイ・ミーツ・ガール」部分。
これがめちゃくちゃツボにはまった!
お相手候補は今の所2人かな。

私のイチオシはもちろんジェラルド!
2人の出会いは最悪ではあったけれど段々とジェラルドがエリカのために行動するようになるのがいい。
ヤキモチ妬いてるのとか、もう…!
色々無意識っぽいところがまたいい。

で、もう一人がロジャー。
エリカの気持ちとしては友情以上恋愛未満な感じがするけれど。
色々2人の特別なやりとりがよかったなあ。
でもって挿絵も2人なのが多かった。

読んだ感じではロジャーが本命かなあ。
ジェラルドとのシーンが多かった気もするけど。
ロジャーが金髪で王子様ポジション、最後いいところ持っていったけど
ジェラルドが赤髪であろうとエリカのために色々と行動して裏のおいしいところを持っていった気がするな…。

祖母に会うという目的は果たしたけれどオールソップ家を継ぐという話としてはまだまだありそうなので続きがあるといいのになあ。

イラスト担当が桃川春日子さんなのが結構合っててよかったな。
表紙がイマイチだったけど。
女の子もいるとよかったのにな。
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